🏥 診療体制変更に関するお知らせ

 当院では、新型コロナウイルス感染症の流行以降、感染症状の有無によって受診時間を分けて診療を実施してまいりました。

 

 この体制により、アレルギーやアトピー性皮膚炎など、感染症ではない患者さんにはより安心して受診していただけるという大きなメリットがありました。

 しかしながら、小児科という特性上、常にさまざまな感染症の患者さんが受診されるため、限られた時間枠の中だけでは、診療をご希望されるすべての患者さんを診察することが難しいという状況が生じてまいりました。

 

 区分による安心感を優先するのか、診察を希望される方をできるだけ多く診療することを優先するのか、スタッフ間で慎重に議論を重ねました結果、来年(2026年)からは一旦、感染症状の有無による診療枠の区分を廃止させていただくことといたしました。

 

 診療枠の区分廃止により、「待合室などで余計な感染症をもらうのではないか」という患者さんのご心配は、もちろん承知しております。しかしながら、まずはこの新しい形を試み、より多くの患者さんのニーズにお応えしたいと考えております。

 

 患者の皆様におかれましては、感染症状の有無に関わらず、引き続き院内ではマスクの着用をお願いいたします。

 また、院内での滞在時間をできるだけ短縮するため、診察までの流れをスムーズにするLINEや呼び出しベルの積極的な活用にご協力をお願いいたします。

特に感染症への配慮が必要な乳幼児の予防接種については、月曜日と木曜日の予防接種専用枠も引き続きご利用いただけますので、ぜひご活用ください。

 

 今後も、できるだけ多くの患者さんに、より質の高い医療を提供できるよう、継続して改善を重ねていく所存です。

 

 皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。